海上保安庁が災害対応強化型巡視船艇を建造、新型ヘリも導入へ

海上保安庁が平成23年度補正予算で災害対応・防災能力を強化した巡視船艇の建造を要求していることが明らかになった。

港の防災強化 消防艇を更新へ

震災では、千葉県市原市や仙台市の石油コンビナートで大規模な火災が発生し、陸上からの消火活動がうまく進まなかったことから、海上からの消火活動の重要性が指摘されています。このため海上保安庁と国土交通省は、今後発生が予想される東海地震などの大規模な災害に備え、海上保安庁の消防艇で建造から30年以上が経過し老朽化が進んでいる船を更新します。更新の対象となるのは今ある9隻のうち6隻で、全長が今より5メートル長い35メートルになるほか、航行速度も10ノット程度速くなるとしています。これによって海上保安庁は、火災現場にいち早く駆けつけられるようになり、全国の港の防災能力の強化にもつながると説明しています。これについて国土交通省は、災害が起きた際に物資の運搬や救難活動ができる巡視船とともに、建造費120億円を今年度の第3次補正予算案に盛り込む方針です。

東日本大震災では地震や津波の被害が大きくクローズアップされているが、沿岸部に建設された石油関連施設の被害、特に流出と火災も酷かった。

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文字通り「火の海」と化した現場で、海保や消防などの巡視船艇は懸命に消火活動を実施していたのである。

関連エントリ:「ひりゆう」火の海の中での消火活動

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関連エントリ:生き残っている二管勢力は救助活動に参加、一方・・・

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今回、千葉のコンビナート火災で消防船団の中核的存在となっていたのが横浜海保の「ひりゆう」だ。1997年に就役した同船は煙突と一体化した伸縮式放水砲や防爆型構造物を備え、城郭のような印象を与える外観で、それ以外にも大容量タンクや旋回式可変ピッチプロペラを備えるなど、きわめて高性能な消防船である。また、純粋に消火任務のために建造された消防船としては世界的に見ても大型の部類だろう。

海上保安庁新型消防船「ひりゆう」(CiNii)

今回は未曾有の大災害の中、その真価を発揮したといえる。

しかし、これほどまでに高性能でありながら、建造はこの「ひりゆう」1隻のみで、同型船はない。理由は高性能ゆえの建造費の高さである。警備業務のニーズ高まりを受けて、こうした単能船、機能特化船の建造は見送られてきたのだ。

そのため東京湾以外の海域に配備されている消防船はいずれも先代の「ひりゆう」そのままである。現在の「ひりゆう」に更新された1番船を除く4隻は既に船齢が40年を越している。老朽船に悩まされる海保においても最年長クラスである。

先代「ひりゆう」は当時としては世界最高クラスの消防船であり、いくつものタンカー火災を経験した日本は有数の保有国となった。しかも保有していたのは海保だけではない。現在の海上災害防止センターも「(旧)ひりゆう」と同型の消防船2隻を配備していた。

~海上のライフラインと豊かな海を守るために~

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一番手前、「櫓」が赤い海保の消防船と異なり白い塗装の消防船がセンター所属の「おおたき」である。

同センターも高価な現「ひりゆう」同型船建造は行わず、独自設計の消防船を配備した。それが上記画像で「ひりゆう」の隣で放水活動を行っている「きよたき」である。先代と同様2隻建造されたが、船型は海保の現「ひりゆう」と異なり、タグボート型である。海保と同様の消防船を運用していた組織が、導入しなかったことからも現「ひりゆう」の高価さが分かるだろう。

東京湾に最新鋭の消防能力をもつ化学消防船が誕生

ちなみに同センターは業務の重要性もさることながら、国からの交付金がない上に毎年黒字を出しているにもかかわらず、昨年の事業仕分けにおいて民主党政権によって組織そのものを解散すべきとされている。

消防船に話を戻そう。

海保は建造費ゆえに消防船の更新が出来ないでいたが、その一方で消防艇については異なる手法で代替を行っていた。

先代「ひりゆう」の建造時に、同船を補完する存在として消防艇「ぬのびき」型の建造が進められた。同船は「ひりゆう」より小型でありながら10万トン級タンカー火災にも対応できるように設計された消火活動に特化した船だった。

Fire Fighting Boat Medium FM 消防艇「ぬのびき」型

しかし、先代「ひりゆう」と同様、老朽化が進んでいた。

そこで海保がとった代替策は巡視艇との兼用である。海保では同様に老朽化していたPC型巡視艇を「はやなみ」型で更新していたが、阪神大震災を受けて同型の6番船「はまなみ」以降が災害対応機能強化型とされた。

35m type Patrol Craft PC 35メートル型巡視艇「はやなみ」型

その後、この「はやなみ」型の放水能力・消防能力の強化を図った巡視艇が建造されることになった。

35m type Patrol Craft PC 35メートル型巡視艇「はまぐも」型

「はまぐも」型は前型でレーダーマストのあった位置に放水塔を設置した。それ以外にも自衛噴霧装置やガス検知器等の本格的な消防設備を備える。

ちなみに、同型3番船「うらなみ」はいわゆる尖閣ビデオ流出の舞台にもなった。

消防能力強化はこれにとどまらなかった。

35m type Patrol Craft PC 35メートル型巡視艇「よど」型

「よど」型では放水塔が二連の門型となり、消防艇としても十分な風格を備えている。そしてついに放水能力は純然たる消防艇の「ぬのびき」型を凌駕するに至った。当然ながら「ぬのびき」型代替として建造が進められていた。

ただ、昨今の警備業務を重視する傾向から建造は4隻にとどまり「ぬのびき」型全艇を代替することはできなかった。同クラスであるPC型巡視艇ではテロ対策能力が高くRFSタイプの13mm機銃(GAU-19)を搭載した30メートル型「はやぐも」型巡視艇のほうが優先・重視されていたのである。

そのため今回のニュースは海保の防災能力が震災を受けて向上するかのように報じているが、実際はもっと以前に退役させ更新しておくべきだったものに震災を理由として予算がとりやすくなった、というだけである。本来は震災が起きる前に揃っておかなければならなかった。「現行の」消防艇より全長が5メートル伸び速力が10ノット程度速くなるというが、それこそ「現行の」「よど型」で実現している。

不幸中の幸いといえば不謹慎だが、千葉のコンビナートだからこそ、横浜海保の現「ひりゆう」と「はまぐも」で対処できたのだ。こうした船がそろっていなかったら、被害が拡大していた危険性も否定できない。

本質的、根源的には、警備も救難も欠かすことが出来ないにもかかわらず、起きてしまった事案に対処療法的な予算措置しか出来ない海保の状況を変えるべきなのである。

防災関係の予算がとりやすくなったのは先日発表された「次の」予算概算要求にも如実に現れている。まだ、3時補正予算「案」であり、要求が通るかどうかも確定していないにもかかわらず、(消防型)35メートル巡視艇及び上記NHKニュースでも言及のあった災害救援物資輸送能力を備えた巡視船が「継続」扱いで掲載されている。補正での「災害対応」巡視船艇の建造が既に国交省や財務省で内定しているということなのかもしれない。

(しかし、消防型6隻ということは4隻残っている「ぬのびき」型以外にも更新するということになるが・・・)

一方でこの建造が、本当の意味での「震災対応」とは言い難いことも示している。

平成24年度海上保安庁関係予算概算要求概要について

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消防型は、やはり「よど」型と寸分違わないし、災害対応強化1000トン型もヘリ甲板のない、いわゆる「新(々)1000トン型」巡視船そのままだ。前者は更新計画が震災をきっかけに再開しただけだとも言えるし、後者は船内配置の見直しのみで災害対応をうたっているだけとも言える。

関連エントリ:海上保安レポート2011と新(々)1000トン型

海保概算要求では「しきしま」級のような適当な写真でお茶を濁すこともあるがこの二種類についてはこれで確定だろう。

本当の意味での災害対応はその後の項目、救難資機材の整備や航路標識の防災対策のほうが重要だろう。前者は瓦礫のある水面下での長時間の捜索活動に対応するためであり、後者は震災で航路標識が大きな被害を受けたことへの対応だ。

特に特殊警備隊以外へ閉鎖回路型潜水器の配備は注目に値する。

一方で、よく分からないのが新型ヘリコプターだ。

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どうみてもS-76Cである。ご存知の方も多いかと思うが、同機は海保やマニアの間においてすこぶる評判が悪い。導入の経緯にも不透明なところがあるが、結局、損耗機の充足分も含め5機のS-76C/C+が導入された。これの新型ということはS-76C++かS-76Dということになる。

新世代のS-76Dが初飛行

基地用ヘリとしてはAW139の導入を進めているにもかかわらず、さらに新型ヘリの導入というのはあまり考えられない。既存のS-76C/C+導入基地を同系統機種で統一しようというのも考えられなくはないが、海保にそんな余裕は無いはずだ。海保が余裕のない中で新型ヘリの導入を考えているとすれば、それは巡視船搭載用ベル212の更新である可能性が高い。

しかも、先日の「中間とりまとめ」では、既存のヘリ1機搭載型巡視船(PLH)について改装工事を行い勢力を維持するとされた。以前は、一部が改修を待つことなく解役されるという話があったにもかかわらず、だ。こうなると、「そうや」で当初考えられていた本格的大規模改装が実施されヘリ関連設備も更新される可能性が出てくる。

しかし、S-76系列といえども既存のC/C+が搭載機として運用されたことはない。震災では「いず」から患者を移送していたが、格納庫に搭載となると話は別だ。

というか、導入される機体が全く「別」のものであることも考えられる。画像はサーチライトが画像伝送装置になっていたり、何も無いところが吊り上げ装置とされていたりする。便宜上S-76Cを使用しただけではないだろうか。実際、海保はSST輸送用特殊ヘリの選定について概算要求に掲載したとき、海保塗装のS-92の画像を使っていながら実際に採用されたのはEC225だった。今回もそういう「適当な」画像であるかもしれない。

実際の「新型ヘリ」とはどのような機種で、本当にPLHに搭載されるのか気になるところだ。


本当の意味で今回の震災を受けて何か対策がされた巡視船が建造されるとすればもっと先のことになるだろう。では、今回の建造が不要なのかといえばそうではない。震災が起きる以前から必要だったものばかりだ。老朽船の更新が進むことは純粋にファンとして喜ばしい一方、対処療法的な対策しか打ち出せないようでは海保の限界も近いのではないかと危惧している。何かが起きてからでは遅いのだ。 このエントリーをはてなブックマークに追加

tag : 海上保安庁 巡視船 巡視艇 消防船 消防艇 PLH 東日本大震災 ヘリ

2011-10-06 : 海上保安庁 : コメント : 27 : トラックバック : 0
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特徴のない船だと思った新々1000トン型ですが、今回の震災で特徴がついたようなものですね。これはこれでいいのではと思いますが。

ヘリについては謎です。新型ヘリとしてるくらいだから、AW139ではないのでしょうが。
エンジンパワーに関しては、S-76Dもイマイチだった筈なので、その点でもシコルスキーはないと思うのですが。

PLH用の専用機だとしても、海保が導入できる範囲で自動でローター折り畳める機体ってないですよね。

USCGにならってドーファン何でしょうか?


2011-10-08 21:16 : そらかぜ URL : 編集
No title
何だか、ゆるりとベル212の後継機を検討していたら、急遽決定せざるを得なくなった、というような噂を聞きました。
結局S-76Dのようですね。
ローターの自動転張機能は諦めたようです。
まぁ整備士の任用も含め、これ以上別系統の機体を持ってくるよりかはマシでしょうか。

問題は、予算要求です。
今回は全体で前年比1.04とされていますが、震災の件も含めでの1.04。
「通常業務」とされた項目は0.93、船舶建造に至っては0.77です。
絞りきった雑巾から、更に絞ろうとした結果、概算では継続分を除く新造船の建造を1000t1隻にまで削減せざるを得なかった、ということに・・・
いよいよ補正予算頼りもここに極まれり、ということになるかと思います。
補正で何隻作ることになるか・・・新23m型や残り1隻となった1000tは補正で復活するのか・・・注目です。
2011-10-10 00:57 : あきつしま URL : 編集
No title
・「PLH改修」
売り込みで一時期、ロータ折りたたみ無しで
引き出し式格納庫の可否を(価格はとりあえず無視して)
見積り検討しましたが、

①舷側にバルジ追加で格納庫幅拡大
⇒トン数増加、速力悪化、ミランダダビット移設
発生⇒ダメ

②格納庫&ヘリ甲板横にサイドハルを追加しトリマラン化⇒
①の結果 + 接岸、ロングサイド時に悪影響あり⇒
やっぱりダメ。

③格納庫&ヘリ甲板舷側を空母状に張り出す。
⇒②結果以上に接岸、ロングサイド時に悪影響あり。
格納庫横のミランダダビットも使えず。⇒
ヘリ搭載には一番現実的かもしれないが
やっぱりダメ。

以上から、お金の無い保安庁では売込みしても
ムダだろうという結果に・・・。
おそらく、現行PLH改修は最新PLH
(りゅうきゅうベース)で必要最小限の
格納庫拡大(手動折りたたみ)に落ち着く、
と思われます。


・「自動でローター折り畳める機体」
中型ヘリでは見当つきませんね。
現行のベル412、S-76シリーズも手動で
ロータ折り畳みして格納庫格納ができますが・・・、
自動展張の機能が無いならいまさらPLH用に
S76Dを採用する意味が無いですよね。
(それともオプションとかで自動折りたたみ
選択可?)
・・・USCGのHH-65も手動折りたたみ
だったような?最新型は違うのでしょうか?


・「3次補正予算(案)」
PCクラス6隻もそうですが、PLクラスも
追加されているような・・・。
PCクラスはともかく、PL(もとぶ型?
新新1000t型?)追加要求はチョット・・。
管理人様のおっしゃるとおり先々を考え
建造計画を要求するのは当然ですが、
1番船も就役してない状態でポンポン要求
するのは・・。
はてるま型みたいに不具合フィードバックできず
後建造船で改造工事が発生しなければよいのですが。


・「ゆるりとベル212の後継機を検討」
本庁は現在、親元のJG船舶検査官まで出向させて
新新1000t型巡視船計画を担当させているとか・・・?
人材不足も末期の模様。
「ゆるり」どころか、船側のヘリ関連設備の計画など
ほったらかし、というのが実情ではないでしょう。
2011-10-10 13:39 : チャー君 URL : 編集
新型ヘリについて
疑問に思ったこと。
PLHのヘリの格納庫なのですが、

おそらく、現行PLH改修は最新PLH
(りゅうきゅうベース)で必要最小限の
格納庫拡大(手動折りたたみ)に落ち
着く、
と思われます。

と言う事は現状のPLHではローターを
折りたたんだとしてもヘリの格納は不
可能なのですか?
あと拡大が必要な場合、格納庫横の搭
載艇を降ろす必要とかもあるのでしょ
うか?

後は何故今更S-76の導入になるかでしょうね。確かにS-76は搭載運用されている実績はあるのでしょうが……。

AW-139が手動でローター折り畳めない理由もないし。

しいていうなら-109は耐久性がないとか言われてますけど、まだ老朽化が出てないだけで同じ道たどる可能性はあるかも知れませんね。

(そう言えば、SARモードでしたっけ?マスコミに叩かれてましたね。あれって解決したのですか。)
2011-10-10 22:00 : そらかぜ URL : 編集
No title
チャー君氏

@PLH改修

 USCGやロシアのような伸縮型格納庫は検討されなかったのですか?「みらい」のレドームのように同じ材質で上を膨らませれば、風圧面積は増えますが、重量はさほど増えないですし、可能だと思いますが(「見てくれが悪い」などという海保の主観は一切無視)。
2011-10-12 16:43 : HMS URL : 編集
格納庫について
そらかぜ様、お晩です。

・「ローターを折りたたんだとしても
ヘリの格納は不可能なのですか? 」

格納庫に入れるだけ・・・なら問題ないと思いますが・・・。
「係止」とある程度の「整備」ができなければ
格納庫付の意味が無いですよね。

なお、初期型のPLHはベル212の搭載しか考えていない
(言い換えれば、ベル212専用に最適化している)
ため、ヘリを固定する係止金物や作業ステージが
合いません。
ベル212とベル412は共にスキッド付で、
両機とも同じカンジで船体の金物と係止できます。
が、S-76で問題なのは機体側の係止ポイント位置が
ベルシリーズとまったく違うことで・・・。


本当にS-76シリーズを採用するのか現時点では
不明ですが、私の記憶では母船側の電波(ノイズ?)か
何かが原因で始動(離陸)出来なかった実例もあったはず・・・
正直やめた方が・・・。


「格納庫横の搭載艇」
仮に格納庫幅が広がれば撤去することに
なるでしょうね。以下理由で現実ありえませんが。
PLHは格納庫横に4~6隻も搭載艇を抱えてますが、
その内に国際航海を行う船に搭載を義務付けられている
「救命艇」、「救助艇」も含まれており、
それらを撤去できない⇒格納庫幅を拡大できない
とゆう図式になります。


・・・新型機が何になるかは置いといて
(ついでに機体の性能も置いといて)、
船体側から見たベル412とS-76を比較しましたが、
両機とも手動折りたたみである以上、やはりタイヤ付(S-76)が勝因になったのか?
主翼を折りたためば、機体サイズもS-76の方が小型で軍配があがりますし・・・。
2011-10-12 20:58 : チャー君 URL : 編集
伸縮式格納庫について
HMS様、お晩です。

「伸縮式格納庫」は、私の言う「引き出し式格納庫」と
まったく同じです。
なお、件の格納庫を検討始めたのは、米さんでもなく
露さんでもなく・・・当社の上の部署が過去の円高時期に
欧州物見遊山視察ツアーを行い
伊の「コマンダンテ級哨戒艦」の本を買ってきてくれたおかげです
(旧蒼海板でも紹介されたことがあります)。

以前から注目していた艦で、
公称2000t、76mm砲一門、最近流行のステルス船型、
AB212ヘリ一機搭載、伸縮式格納庫付、(&煙突付v-238)と
なかなかに洗練された船で、特に航空艤装は目を見張るものが・・・。
速力は劣るでしょうが、他の能力は「ひだ」型巡視船と比較する価値ありです。


本題ですが、重心は母船側にバラスト打ちで対策できます。
重量もヘリを搭載できる大型船(かつ揺れの少ない) なら、
航空艤装追加による重量も影響少ないと思います。
(無論、軽いにこした事はありませんが)

実は、やっかいなのは「風圧側面積」の方でして・・・
着船時の横揺れや乱流に影響大なのです。
固定の格納庫を持つ船は整備や密閉性に優れますが、
少なからず乱流がおきます(それを防ぐため風向きを
考慮し母船の進路を変えたりします。)

伸縮式格納庫は、天井に常設のクレーンなどが装備できず
整備できることは限られ、塩害を防ぐ程度しかできませんが、
実は風圧側面積を減らせるとゆう実に魅力的なメリットがあります。


「レドーム素材」
下名は多少 海事法令を知っているつもりです(メシの種ですし)。
ただ、「船舶防火構造規則」だけはちょっと。
酷い時は年に数回も改正があるもので・・・正直 他の者に任せてます。

ただ、レドーム材質はたぶんGFRPの類と思われますが、
ヘリコプター格納庫(防火区画)は防火素材で囲う必要があります。
アルミ壁+防火素材、鋼壁+防火素材等は十分実績がありますが、
強化繊維壁+防火素材は・・・どうでしたっけ?
FRP船の機関室は・・・記憶に無いデス。ゴメンナサイ。
あとは「防爆」もか。
アルミ壁、鋼壁とも静電気のアースを取ることができますが、
GFRPは・・・長いアース線を通せば対応できるか・・・な?


「見てくれが悪い」
USCGのハミルトン型も、2重反転ロータヘリを搭載したためトッポイ格納庫の
露艦船も、見てくれは確かに悪いですが実に理にかなった設計をしています。
保安庁の計画元にも相応の眼力を養って後建造船に生かしてもらいたいものですね。
2011-10-12 22:30 : チャー君 URL : 編集
No title
チャー君氏

ご紹介ありがとうございます。
OPVとしてはかなりいい艦ですね。

@速力は劣る

 ディーゼル2基2軸で25ktなら十分だと思います。逆にひだ型が4基4軸+WJで30kt強というのはかなり遅いと思います(いくら秘密でも10ktもサバ読めませんし、これだけ推進器積んで4~5kt程度の差dしかないなら船型設計に問題があると思います=腹ぼてを出力で稼いでいる)。

@レドーム材質

 宇部興産とか住友電工の複合材の軽量・高耐熱平板(FRPじゃなくてセラミックス)なら十分いけると思いますが。機関室の部材に採用実績もありますし。求められるモノは基本的に耐候性でしょう。

@保安庁の計画元にも相応の眼力を養って

 うーん。この中で一番無理な相談だと思いますが(爆笑)。とりあえず船技の連中は10年ほど造船所(MES以外)に出向してもらいましょう。
2011-10-15 10:26 : HMS URL : 編集
No title
HMS様、こんにちはです。

「OPV」
「つがる」型巡視船はヘリ運用検討の結果あのサイズに
なったといわれてますが、小型な船体+伸縮式格納庫採用で同じヘリを
運用しているのはすばらしいデザインセンスだと言う他ありません。
試算だと「つがる」型1隻建造=「コマンダンテ」級2.5隻ぐらいかなぁ?
こんなタイプの巡視船ができれば、「質より数」の考え方も選択肢として
考慮することができるのですが。

「サバ読み」
「ひだ」型PLはスピードにうるさかった「K」さん最後の計画船だったはず。
むろん、公表額面どおりの速力であるはずがありません・・・。
4機4軸は、建造当時にあのサイズ以上のW.J.が手に入りにくかったとか、
ダメージコントロールを考えていた、とか聞いてます。
(仮に)ペラ船の場合は2機の内1機が止まると最高速力の半分以下に
ガクッと速力が下がりますが、W.J.船の場合は半分程度より若干劣る程度ですみます。
被弾時退避のため残存速力も考慮していたかも。
御存知と思われますが参考までに・・・。

「レードーム材質」
セラミックですか。今度勉強させていただきます。
ただ、依然あった某メーカーによる耐火試験結果改ざん問題以来、
この手の素材は採用実績あっても疑うようになりまして・・・。

「出向」
小話をひとつ。飲み会の席で聞いた九州にある某造船所の話ですが・・・。
修繕でPHLがドック入りした際、見積外の悪い箇所が見つかったとか。
造船所側が「せっかくのドック入りだし、次回までほっとくのは心苦しい」と
サービスで(突貫工事)で直してあげたとか(乗組員からは大変感謝されたとの事)。
ところが、視察に来ていた本庁船技の方がその工事の仕上がりが悪いと
ケチをつけ始め、その作業がサービスとわかったら
「そんなサービスするぐらいなら入札価格を下げろ!」と・・・。
(あ~あ。)

結果は火を見るより明らかで造船所の末端作業者まで激怒させた結果、
その造船所は以降の札入れを辞退し、南西方面の巡視船の一部は、
わざわざ瀬戸内や大阪の造船所まで移動しないと修繕できない事に・・・。
(移動の燃料代(私たちの税金!)だけでも馬鹿にならない金額)
当の御本人は自分が張本人と思っておらず、保安庁内部では問題にも
なってないようですが・・・。

新造船を担当いただく方々に修繕を覚えていただくことは私としても大々賛成ですが、
一部の方々には是非出向いただくまえにカウンセリングなり禅寺で修行するなりして
敵を作らぬよう人格形成されることを御推奨いたしますですよ。・・・本当に。
2011-10-17 14:05 : チャー君 URL : 編集
No title
チャー君氏、お晩です。

「OPV」

 日本には「良い物を安く作る」は出来ますけど、「よい概念を作り出す」ことは出来ないようですね。瑞のヴィスヴィ級もなかなか。質と量の両立は「運用思想=仕様書」がしっかりしていれば出来ると思うのですけどね。

「サバ読み」

 うーん???N台全ての故障率=0.1N乗>=(1-0.99)を考えたら二種類の機関×4基というのは湾岸戦争時の「双発機は安全」神話より信じがたいですが。被弾を前提とするならプロパンボンベを居住区に置くようなどうしようもない船をどうにかするべきじゃないんですかね。メンテナンスを考えたらご遠慮いただきたいです。

「レードーム材質」

 あらら。ご愁傷様です。まぁ、悪意を持ったブラックな企業はどこにでもいますから。幸い私の時は試験評価書をじゃんじゃんくれたので助かりましたが。

「出向」

 それ、O島かN村の話です?何か西部の造船学会の会合で聞いた記憶が…同じく烈火のごとく怒っていましたです、ハイ。まぁ、出向といっても新卒のように3年程度は雑用三昧でこき使って貰えっていう話なんですけどね(失笑)。

2011-10-17 23:08 : HMS URL : 編集
No title
新搭載機の話で盛り上がったらしく…
S-76じゃないすか?…某商社筋から又聞きしたところ、シコルスキーの社員呼んでるらしいですし。
正直なところ、超悪手だとは思いますけど。
2011-10-18 20:00 : nanashi URL : 編集
No title
>正直なところ、超悪手だとは思いますけど。

 もう一度墜落事故を起こしても直さないでしょうね。船技同様に救い難い馬鹿だと思いますが。財務に純減された方がこれ以上人が死ななくてよいんじゃないですか(嘲笑)?
2011-10-19 14:43 : HMS URL : 編集
HMS様、お晩です。

「プロパン」
さすがに緊急時は船から降ろして出航と思いますが、
出航後に緊急出動になったら・・。海に投棄はできないなぁ。
どうするのだろ?
古い刑事物ドラマでは車をひっくり返すほどの爆破シーンがよくありましたが、
そのほとんどがプロパンガスだっと記憶してます。
最近建造船では、小型の船でもIHクッキングヒータが主流になってますし、
危険度からいってもプロパンは正直必要無し、IHで十分代替が利くと思いますね。
(まさか無人島に上陸してクッキングなんてこともないと思いますし。)

「レードーム材質」
試験体に水を含ませてたとか、ホントふざけたメーカーでした(怒)。
一昔前では発がん性問題で内張り剥がして石綿撤去なんてことも
ありましたが・・・(幸いわが造船所では有りませんでした)。
比較的新しい船の内装材を剥がして防火材や防熱材をやりかえるのは
正直やりきれんですよ。特に出来の良い船ですと。

「出向」
ギクッ!ま、まぁ、『とおからず』とゆうことでご勘弁を・・・。
(HMS氏は怖いなぁ)

「新卒」
本庁はおいて、新卒についてまじめな話。
保安庁の新人乗員ですがここ数年であきらかに乗員の質が落ちているような気が。
(保安庁の団塊世代退職も影響あり?)

乗員が点検をサボって錨を落とした(しかも場所不明)とか、

クレーンの油圧ホース交換後に止め弁閉めたままクレーンを動かして
油圧シリンダー吹き飛ばした(さらに、バイパス回路を設けていないのが
悪いと建造後十年以上たった船の修理代を造船所に請求した)とか、

乗員がどっかからアーク溶接機を持ってきて修理したはいいが、
アース線を外し忘れて船側の電子機器をお釈迦にしちゃったとか・・・。

ほかにも、ここ数年ホント信じられない修繕作業や話が多いですよ。
だれでも最初はルーキーですし、失敗はゼロにできませんが・・・、
保安(大)学校の教育ってどうなってるのでしょ?
2011-10-19 20:11 : チャー君 URL : 編集
S-76
nanashi様、お晩です。

「シコルスキーの社員呼んでる」
本当ですか?!
まあ、機体を調べた限りメインローターさえ畳めれば
AW139より幅(水平尾翼幅)と高さが小さいS76に
軍配が上がるかもしれませんが・・・。
なら、今までの代替検討期間はなんだったのか・・・。

ただ、AW139みたいに今度もS76で決め打ち入札なんかしてたら
限りなく「●まんじゅう」貰ってるな、と本当に勘繰っちゃいますね。
まあ、「長官経験者」ですら自分で取った特許品を口入れしてる
庁だからなぁ・・・。

そういえば、「そらかぜ」氏も指摘していたAW139初期導入機体の
未装備問題は、会計検査院とかから報告出てたかなぁ?
2011-10-19 20:45 : チャー君 URL : 編集
No title
チャー君氏、お晩です。

「プロパン」

 えっと、九州の時のある参加船でその少し前まで載せていたらしいのですが、板が抜けているあたり、載せ続けていたらどうなったのかなぁ・・・と。

「レードーム材質」

 あたしなら上司に何を言われようが検査印押さずに突き返し続けますけどねぇ。そんなふざけた態度とるような会社はじっちゃんの名に懸けてマジで泣かす(きっぱり)。
 
「出向」

 ふっふっふ。世界は狭いのですわ(ニヤリ)。

「新卒」
 
 残念ながら、もう「気がする」ではなく「事実として質の低下を来たしている」が正しいです。船務も業務も。結局は個々人の業務意欲、学習能力云々という話ですけど、現行の保大、保校、初研の教育体制が良いかと聞かれれば私は「否」と答えます。

>保安(大)学校の教育ってどうなってるのでしょ?

 実は来月それで呼ばれて行くのです…はぁ、気が重いなぁ。
2011-10-19 23:00 : HMS URL : 編集
こんばんは、かなりお話が進んでいるようですね。

ヘリ
そう言えばS-76はともかく、6管と11管のベル412の2機分は後続機なしなんですか?

特に石垣島はPL3隻体制も必要でしょうが、ヘリ2機による監視の強化も有効だと思います。

過去HMS様が、「監視なら船艇ではなく無人機でやればいい」(無人機は色々と非現実的ですが)とありましたが……。固定翼機2機とP-3Cで十分なのでしょうかね?



2011-10-20 20:47 : そらかぜ URL : 編集
No title
HMSさん
>もう一度墜落事故を起こしても直さないでしょうね。
まあ直らないでしょうねぇ…結局、「装備技術部」を解体するしか無いのかなーとも思いますねー

チャー君さん(…微妙に違和感が…)
シコ社員来日の話ですが、海保経由的な話ではありませんので、眉に唾を付けておいてください。
導入に関するゴタゴタについては…それこそ10年以上前から続いてるゴタゴタだと思えば、あら不思議、日常の光景に…
2011-10-20 20:56 : nanashi URL : 編集
No title
そらかぜ氏

>固定翼機2機とP-3Cで十分なのでしょうかね?

 欲を言えばキリがありませんので、監視という目的からすれば有人機を差し向けるくらいならば、リスクの低い無人機の方が有用だと思います。船艇はそれらの集めた情報を受けて動くのでしょうから。

 正面装備に過剰な金をかけるのは多様なミッションに対応することを求められる組織の有り様としては問題だと思います。
2011-10-20 23:45 : HMS URL : 編集
No title
>結局、「装備技術部」を解体するしか無いのかなー

 まともな設計はできない、ろくな仕様書は書けない、定量的な話は通じない、業者の血中鉄分の労力を当たり前と思うようなアホがいるのでは解体以外の答えはないでしょう。
2011-10-20 23:50 : HMS URL : 編集
「新型ヘリ」
結局のところ、消去法でS-76Dだそうです。
AW139の修理に関するアグスタ社のサービス体制の悪さが問題視されたようです。
ご指摘もあった通り、もともと最初の納入時に一悶着あった関係もあって、不興を買ったアグスタの選択肢は消えたとのこと。
結局、イタリア人とは仕事文化が相容れないっちゅーことですな。

「新卒」
団塊世代の大量退職で、船務主任クラスのレベルが下がってる事に加え、士補クラスが学校出立ての素人。
更に、今まではちょっとした修理もドックの技師を呼んでいたのが、予算削減で自分達でやらなければならない分野が増え、全体として船務のレベルが低下しているようです。

「三次補正」
海保がHPで概要を発表しましたね。
やはり船舶建造・航空機整備は補正にオンブにダッコ。
なんと24年概算要求額を超えてます。
やれやれ
2011-10-21 17:31 : あきつしま URL : 編集
確かに、モノばかりに執着するのではなく、バックグラウンドからしっかりする事(しっかり使いこなす事)は重要ですね。

ただ無人機に関しては……。なところがありまして。
過去にも書いたとおりあれは機体だけでなく地上も含めたシステムだから、現状かなり用途の限られる無人機を運用する事を考えたら、単純に有人機を増備するよりどの程度効果的か?なので。

強いて言うなら、今回の増備で常に尖
閣に張り付ける「はてるま型」の改修
のついでに今度自衛隊が導入するらし
いスキャンイーグルの運用能力?(地上
設備はどのくらいいるのやら)付与するのは有効かもしれません。

まぁ飛べる範囲は限られますが、接近、識別には有用でしょうから。

因みにリスクというのは、夜間捜索で低空飛行するとか、電線に引っかかるとかいう人命(機体)が失われる事に対するモノという認識で良いのでしょうか?

まさか撃ってくる相手がいるとも思えませんから。
2011-10-24 21:40 : そらかぜ URL : 編集
No title
「無人機&有人機」

 海中モノでやっていますが、いずれも本船含めたシステムです。現状用途に分けて使っていますが、人命とそれに伴うリスクを考えたらいつまでもしんかい6.5kを使い続けるわけにも行きませんし、航空も無人機の方向に行かざるを得ないと思います。

「リスク認識」

 人命&機体の損失リスクはもちろんですが、捜索や救助という更なるリソースの損失リスクをむしろ気にしています。墜ちた(墜とされた?)場所によってはそれによって他の警備や救難リソースが割かれることになりますし、相手の宣伝材料に使われる可能性も否定できません。
2011-10-25 07:24 : HMS URL : 編集
HMS様、こんばんわ。
いつもながら、返信遅れご容赦。
(今年初の連休を取るべく尽力中でしたが、
やっぱり飛び入り仕事が入り今回も休めずじまい・・・。)

「プロパン」
最近知ったのですが、ボンベ本体の鋼板は高強度の良い材質を使ってますので、
抜けちゃった「板」自身を一次装甲(+中空装甲)と考えれば、
自動小銃程度でしたら(ノズル部以外)貫徹する事はないようです。
ですが、銃撃戦が長引いて14ミリ対空機銃やRPGー7(榴弾)が当たれば
大惨事は避けられなかったと・・・。
いまさらですが、船の武装や乗員錬度が明らかに劣る保安庁側に軍配があがったのは、
「質より数で半包囲」&「短期決戦」で相手側の対処能力を上回った戦法が功を奏したのでしょうね。
(紹介ついでに、ディスカバリーCHの「怪しい伝説」をご存知ですか?
ボンド(007)がハンドガンでボンベを打ち抜くシーンはホントにできるか?をやってるのですが)


「気が重いなぁ」
氏も気苦労が絶えず大変ですね。
私も「チャー君さん。さっきからよく言ってる『じす(=JIS)』ってなんすか?」と
新人乗員から質問されてガックリしたことが・・・。
向上心と熱意がある乗員なのが唯一の救いですが。
・・・しかし、あきらかに低下してますか。
私の気のせいなら良かったのですが。


「装備技術部」
『民間業者との癒着を避ける』との理由はわかりますが、
早い場合半年足らずで人事異動のある部署では人材が育たんですよね。
その結果で過去の経緯も知らず、破天荒な船ができて、修繕維持費の勘定も
できないなら・・・言うまでもなし。

あと『アホ』もヒドイですが、目先の利益(価格ダウン)のため強度計算書やら
検討図やら造船所ノウハウを(しかも競合の真っ最中に)にライバルメーカーに
横流しする『ロクデナシ』も看過できませんね。
結果、某メーカーが「保安庁に義理立てする義務はないよ!」と、
周辺国に輸出しちゃった話も・・・。
2011-11-02 22:24 : チャー君 URL : 編集
No title
nanashi様、こんばんわ。

S76の話は保安庁の正式発表まで待つことにします。

過去に『救難業務にパワーのある(ダウンウォッシュの強い)ヘリは不向きだ!』と
S76を押していた御仁を知ってますが、採用後10年以上の月日は実り多き日々だったのか、
検証された結果で採用となったのであれば良いのですがね。

うーん。しかし近年の新造船になればなるほど、アンテナ類が増える一方。
AHRSエラーとか再発せねば良いのですが。
2011-11-02 22:48 : チャー君 URL : 編集
No title
チャー君氏、こんばんは。
 
 忙しいのはお互い様と言うことで精神的な安らぎを一つ(笑)。

「プロパン」

 うーん。。。そういう考え方もあるんですかねぇ。こっちは船体含めて板が抜けちゃっていること自体がまずいという考えですから、事件後に技本の連中が呼ばれたときにいろいろ言ったようです。

「気が重いなぁ」

 何しろ海洋教育やっている関係で「こじまに乗ってくれ」ですからねぇ。こっちも電気系でしたけど、

「ねまきみる(NEMA,IEC,MIL)って招き猫の仲間ですか?」
「・・・」

 な感じでしたからね。研究仲間に聞きましたけど「船務(航海・機関・通信)+法律関係で手一杯で規格までは教えていられない」と。でもこの人、広大の造船屋なんだけどなぁ。

「装備技術部」

 うーん、申し送りすら満足にできていないし、技術の伝承が親元の海技研ですら怪しいのですから無理な相談ですね。中手以下の技術コンサルとしてしか生き残れないんじゃないかしら???

 あたしなら下記のどちらか一方ができるのなら性能ありきの企画競争入札をかけてもよいと思いますけどね。

 1.高く付くけども、今の仕事を大きく発展させる可能性のある会社であり、現時点の質においても既存の同業他社を大きく引き離せること。
 2.同じ質の仕事であれば他社よりも安く仕事ができるし、フォローもきっちりやってくれる体制であること。

『ロクデナシ』

 それ、Mさん家かIさん家ですかね?どんなに悪どい船社ですら次に船台回してもらえなくなるので絶対にやりませんけど・・・癒着を気にする前に信義則や契約の概念を研修で覚えさせる方が先なんじゃないですかね?防衛省さん家ですけどT芝なんか裁判に打って出ましたし(まぁ、あれはT芝も悪いんですけど)。

2011-11-05 19:15 : HMS URL : 編集
HMS様、こんばんわ。
修繕屋は「GW」「盆」「正月」が稼ぎ時ですので、
今のうちに仕事ほったらかしで「命の洗濯」したかです~。

「プロパン」
私も、「抜けちゃってること」自体は議論の余地もありません。
本庁側の、相手方武装の目論見が甘すぎたからに他ありませんし。


「こじま」
もしかして一時的に乗船して航海に付き合わされているのでしょうか?
ホントに大変ですねぇ・・・。

「装備技術部」
企画競争入札は私も大賛成です。
他の業務は別として、少なくとも「船の計画能力」に関して
装備技術部は民間以下(倒産レベル)です。
中手コンサルと考えても、「国の船」をゴリ押しして特認を認めさせ、
JG&NKに睨まれるようなやり方では、「コリアン」「ネシアン」の
船会社に任せたほうがまだマシですよ。

「ロクデナシ」
付き合いのあるメーカーに聞いた話ですが・・・。
時折、装備技術部には「信用問題」な事にすら
気づかない輩が出現するようですね。

本庁所属の船(HLと思われ、HMS氏はご存知かも)で
老朽化した機器を交換ついでに能力アップさせる事になったとか?
担当者自身に設計する能力がないため、他の巡視船艇に納入実績のある
メーカーに相談ついでに検討や図面を書かせた挙句、後は・・・。
ただの「メーカー」は納入実績のある分泣く他無く・・・。
2011-11-11 20:12 : チャー君 URL : 編集
No title
チャー君氏、おはようございます。

そのうち「代休」が書物の中でしか見られなくなりますよ・・・

「プロパン」
 何を持ってくるかなんて相手に確認できるはずもありませんし、本庁幹部の
見立てはその意味で言えば糖尿病のオヤジのナニよりも甘いわけです。よく
人が死ななかったなぁ・・・・と。

「こじま」

 その「もしか」です。「今の内にエリミネートした方が良いのでわ?」という学生
さんが何人か・・・いあ、教官の側にも・・・。

「装備技術部」

 船社の経験者としてはチャー君氏には気の毒なのですけど、「コリアン」「ネシアン」
に作らせたほうが良い船ができます。確かに100といったら100の船なのですけど、
船社側の要望を聞いてくれるので、内装とか人間工学的には彼らの方が上ですね。
中手コンサルと書いたのは親元というか海技研の話です。そこから人が出てくるので
さらに仕様書をかけない計画能力のないアホが出てくるんですから・・・(困)

「ロクデナシ」
 残念ながらまさにチャー君氏が例示した案件です(爆)。これが欲しい、と誰かが
言い出したのか、仕様書作成丸投げして入札に・・・せめて仕様書見たら、ガチガチ
に固めてあって他のやつを提案できないようにしてあるんならまだ許せますけどね。
2011-11-13 09:27 : HMS URL : 編集
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